当社のビジネスの視点

当社、幸合同会社の事業は、「経験に基づく実務型コンサルティング」と「デジタル貿易による越境ECモデル」という二本柱で構成されています。これらはそれぞれ独立して収益を生み出すだけでなく、互いに補完し合うことで安定的かつ持続可能なビジネスモデルを形成しています。当社の視点は、現場経験に根ざしたリアルビジネスと、オンライン技術を活用したデジタル貿易を融合させることにあります。

第一の柱である中華料理店開業コンサルティング事業は、代表者が30年以上にわたり培ってきた飲食業界での実務経験を基盤としています。代表者はこれまでに二つの中華料理店を自ら開業・運営しており、店舗企画、厨房設計、メニュー開発、仕入れ、人材育成、経営改善など、飲食店運営に必要な全工程を経験してきました。この経験を活かし、当社は「机上の理論ではなく、現場で機能する支援」を基本理念としています。

具体的には、飲食店を開業・再生しようとする個人事業主や法人に対し、店舗コンセプトの立案、内外装デザインの提案、厨房機器・調理器具・備品類の調達支援、施工・設計のアドバイス、メニュー開発、スタッフ採用支援などを一貫して提供します。また、外国人オーナーや料理人が日本で飲食店を開業するケースも増えているため、日本語・中国語の両方で対応できる体制を整え、文化や商習慣の違いを踏まえた多言語型コンサルティングサービスを提供しています。これにより、国内外の事業者に対し、信頼性の高いトータルサポートを実現します。

当社の特徴は、単なるコンサルティングにとどまらず、実際の店舗づくりに必要な資材や設備の手配までを一体的に行う総合支援型モデルである点にあります。内外装資材や厨房設備、装飾品などは、中国現地における複数の提携企業を通じて直接仕入れる体制を構築しており、これにより高品質かつコストパフォーマンスの高い製品を顧客へ提供できます。このサプライチェーンを活用することで、開業希望者が短期間で効率的に店舗を立ち上げられるよう支援し、独自性のある店舗デザインや業態開発を可能にしています。

第二の柱である越境EC販売事業は、国際的なデジタル商流を活用した新たなビジネスモデルとして展開しています。日本国内の主要ECサイト(アマゾン、メルカリ、楽天、TikTokショップなど)を販売プラットフォームとし、中国の提携企業と協力して日用品、生活雑貨、電子機器、インテリア用品など幅広いカテゴリーの商品を販売します。当社は受注から出荷、顧客対応までのプロセスをデジタル管理し、提携企業が現地でピッキング・検品・梱包・発送を行う仕組みを採用しています。これにより、在庫を抱えずに販売できる効率的な「受注直送型モデル」を実現し、リスクを抑えながら継続的な商品供給を行うことが可能です。

越境EC事業は、単なる物販ではなく、日本市場の消費トレンドを中国製造拠点にフィードバックし、商品企画・改善を共同で行う双方向型ビジネスとして位置付けています。このモデルにより、顧客のニーズを迅速に反映した商品供給を行うことができ、オンライン販売における競争力を高めています。また、飲食店コンサルティング事業で得た知見を活かし、飲食関連器具や装飾品など、店舗運営に付随する商品の販売も行うことで、両事業の相乗効果を発揮します。

当社のビジネスモデルは、①実務経験に基づく開業支援、②海外ネットワークを活用した資材調達、③デジタル技術を活かした効率的な販売システム、の三要素を統合した構造です。リアルとオンラインの両面から価値を創造し、時代の変化に柔軟に対応できる事業体制を構築しています。幸合同会社は、飲食業界と越境EC市場という異なる分野をつなぐ「中華ビジネスの総合支援プラットフォーム」として、日本と海外を結ぶ新しいビジネスモデルの確立を目指します。